2024 CHISA視察ツアー

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3/21(木)、社長に同行し「千葉県内酵母産業の現況とIoT」をテーマに千葉県の発酵産業の各地を回りました。

最初は千葉県産業支援技術研究所にお伺いしました。千葉県特産のお米やお花のカラーなどから食品に利用可能な酵母を得てお酒や化粧品などの商品開発支援や、依頼された開発中の食品のアミノ酸(旨味)を分析する機械などをご紹介いただきました。新しい商品に心浮かれる裏側には多くの人手や費用がかかるんだなぁと難しい話は分かりませんが、面白さに触れた気になりました。

次に東金の小川屋さんでお味噌の製造工程を見学させて頂きました。温度や湿度など管理が大変なようで、近頃はパソコンにデータを送り研究しているようです。素人目にもITでお手伝いできることがいろいろありそうに思えました。

お昼ごろになり酒々井にある飯沼本家さんに伺いました。もちろん工場も見学させて頂きましたが、歴史ある素敵な建物で浮かれながらお昼ご飯を頂きました。3種類の利き酒も頂きましたが、お酒が弱いので舐めるように少量ずつ頂きました。下戸の私でも匂いや舌ざわりで何となく違いがわかり、どれも特徴的でおいしかったです。お料理は見た目もきれいでお味もとても美味しく頂きました。おなかの具合により写真を撮ることを忘れましたが。

最後に匝瑳にあるお醤油の工場、タイヘイさんに伺いました。そこでは杉の木で作られた巨大な木桶で作られているお醤油を見学させて頂きました。この木桶を締める箍(たが)はなんと竹を編んだものです。あの竹を編む?すごい技術ですよね。

現在ではこの竹を編んだ箍を作れる職人さんがいなくなってしまったそうで、この先この木桶が壊れてしまったら、、、同じお醤油はもう手に入らなくなってしまうのでしょうか。さみしいですね。

昔ながらの伝統を引き継ぎながら新しい技術を取り入れていけたら素晴らしいですね。大変有意義な1日を過ごさせて頂きました。みなさん、大変お世話になりありがとうございました!

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